タイでのインターン生活①
みなさんこんにちは!!!TK
です!!
今回は僕のタイでのインターン生活について書きたいと思います。
まず僕がタイでのインターンを希望した理由について書きます。
おそらくたくさんの大学生の人が海外インターンについて興味を持っていると思います。
でもそれに挑戦するのはとても難しいことですなぜなら周りに知っている人があまりいないからです。
僕は海外インターンを強くお勧めします。なぜなら海外忍耐によって得られる経験値は新入社員3年目位までの経験に相当すると思うからです。
ほとんどの海外インターンを募集している会社は比較的小さな会社です。小さな会社という事はあなたがその会社で大責任も大きくなります。
では僕のインターンの生活について書いていきます。
僕がインターンをしていた会社は「起業家を育成する会社)です。起業家を育成する会社と言う事ですが、メインの仕事としては経営コンサルティングです。
経営コンサルティングと言う職業を聞いたことがない人はいないと思いますが念のために説明しておくと、様々な会社の経営状況を改善するためにアドバイスを提供したり、相談に乗ったり、新たな戦略を練ると言う仕事です。
巷では経営コンサルティングについて賛否両論があると思います。例えば、僕も形コンサルティングの会社で働く前は経営コンサルタントなんて適当なアドバイスばかりしていて本当に役にたつことなんて教えてくれないんじゃないか、実際に彼らに経営をやらせてみたらきっとうまくいかないんだろうと考えていました。
しかし…
実際に働いてみると経営コンサルタントに対する考え方が一転しました。
どのように変化したかと言うと経営コンサルタントは誰よりも分析しかんがえていると言うことです。またまた経営コンサルタントの人はとても頭が良いです。頭が良いと言うだけではなく努力の量は他の人のそれとはレベルが違います。
簡単に言うと円、何かに考えるときにその深さが違います。経営コンサルタントは物事についてすべて論理的にまた簡潔に考えます。
僕はバンコクの経営コンサルティング会社でインターンを6ヶ月していました。
社員は僕とマネージャーを除き全員大人です。
ということで僕はそのマネージャーの人ともすべて英語で会話していました。初めて会ったとき僕は彼にはじめましてこれからよろしくお願いします。と言いました。
それに対し彼は僕に「nice to meet you」と言いました。
僕は驚きました。
なぜなら日本人同士なら日本語で会話するのが当たり前だと思っていたからです。
しかしその僕の常識は彼と会って2秒で覆されました。なるほど、日本人以外の人がいる環境では英語で話すそれが普通なことなんだ。
元々、日本人と英語で話すことにはすごく抵抗がありました。すごく恥ずかしかったです。なぜなら僕は彼との面接の際に「英語ペラペラです。日常会話は何の問題もありません。」と啖呵を切っていたからです。
しかし僕の英語力は全くペラペラではありません。
ビジネス会話どころか日常会話もままなりません。
こんな僕が彼と英語を話さなければいけないとなると、すぐに僕の英語力の低さがばれてしまいます。
しかし僕は英語ペラペラペラを付け足すことにしました。僕は自分で言うのもなんですが、発音にだけは自信がありました。
さっきのブログでも述べたと思いますが僕は家に行く前はカナダに1年間留学していました。
その体のインターンに応募したのもカナダからです。カナダでは毎日ネイティブの人と話していましたから発音だけは一人前です。
しかし
言っている内容はごく簡単なことばかり。なぜならカナダでいつも話していたのは簡単なことばかり、経営コンサルティングの会社で使われるような難しい話はもちろんできません。
インターン初日に僕は悟りました。「あー俺がこの会社で彼らと渡り合っていくのは不可能や」と。
インターンの会社の事務所に到着して5分後、プロジェクトの進捗状況のミーティングが行われました。
そのミーティングに僕は参加しました。もちろんミーティングは全て英語です。
僕のそのミーティングへの理解度は
0.6%
です。
あとになってわかったのですが、そのミーティングが理解できなかったのは僕の英語力のせいではなく、会社で何が行われているかその時はまだ何も知らなかったからです。
カナダにいた頃は大体の英語は理解できていました。だから英語力に関してはある程度の自信がありました。しかしその自信はすべて粉々に打ち砕かれました。
そのミーティングの後、僕が初めてそのインターン先で任された仕事は英語から日本語への翻訳でした。
そのミーティングで僕の英語力に対する自信はすべて失われていましたから、その翻訳に対する自信も全くありませんでした。
何とかその翻訳を終わらす日本人の上司に提出しました。彼は僕にその翻訳を全てプリントアウトして持ってくるように言いました。
すると早速彼は僕の翻訳に訂正を加えていきました。その翻訳の訂正を見た僕は驚きました。
なんと
100以上ものに訂正が付いていたのです。
先のミーティングでリスニングに対する自信は消失していましたが、今回の訂正で翻訳、つまりリーディングに対する自信も完膚無きまでになくされました。
僕はその日帰って泣きました。
その時思いました、「あーカナダの留学の初日もこんなふうに泣いたなぁ」
そういう風に泣くのはいつもです。
僕はいつも新しい何か始めたその日何かに打ちのめされて泣きます。
幼稚園に通い始めたその日もそう、小学校の入学式でもそう、中学校に通い始めた日もそう、中学では剣道部に入って初めの日もそうでした。
でも今まで全て何とかなってきました。何とかなってきたどころか全て成功してきたとも言えます。
カナダでの留学も大成功でした。
いつも涙が出たときに思います。「あの時あれが始まった時もそうやったなぁ。こんなふうに泣いたなぁ。」
だからこの涙とともに僕は誓いました。「絶対に他の社員よりも優秀になってやる」絶対に見返してやる。と。
その次の日から僕は与えられた全ての仕事を全力で取り組みました。自信喪失の初日、その次の日に与えられた仕事の翻訳でした。
日本人のマネージャーからの訂正またそれは100以上の訂正。
自信をゼロにされた僕だったのでそれ以上自身が失われる事はありませんでした。
もう失う自信がなくなった僕は、その訂正に感謝の気持ちを覚えました。
その日から僕はその訂正を信じ、「次は訂正されないように次は訂正されないように」と意識しながら、翻訳に取り組んできました。
はじめの2週間ぐらい僕の仕事はほぼ全て翻訳でした。その時思ったのは俺がやりたかったのはこんな仕事じゃないと言うことです。
多分僕がそんなふうに思ってることをその上司がさしたのでしょう。ある日彼は僕をディナーに誘いました。
そのディナーの席で彼は僕に言いました。
「〇〇君、最近翻訳ばっかりやってて自分のやりたい事はこれじゃないって思ってない?俺の新入社員の時もそう思ってたわ。でも今になって思うけど、やっぱりはじめの1年目とかでそういう風に言われることだけに従って打ち込むことってすごい大切だと思う。コンサルって特にそうなやけど元は上司の良い文房具のように働く。それでどうやったら上司にいい仕事って認めてもらえるかどうかを考えて仕事をする。それが今後君がドンダケいいコンサルタントになれるかどうかを決める」
大体こんなことを言われました。
この言葉が僕を大きく変えました。
その時僕はコンサルタントの人ってやっぱりいつもクライアントの気持ちを察することに命をかけているから、俺がそういう風に思ってることも何らかの仕草とか態度で分かったんだなぁと思いました。
それと同時にコンサルタントってすごいかっこいいと思って僕もコンサルタントになりたいと思うようになりました。
ちなみに彼は33歳で、元大手外資けい投資銀行出身で、MBAを取得している超優秀な人です。
その日から僕は変わりました。
そしてその上司に言われる事を信じて、全て彼に認められるために頑張るようになりました。
それから大体1ヵ月分ぐらいでしょうか、彼は僕に結構重要なミスが許されない仕事をどんどん任せてくれるようになりました。
例えばクライアントとの直接のやりとり、営業先の選定などです。
あ、仕事が認められたら、もっと大きい仕事も任せてもらえるんや、ということに遅いですが気づきました。
はい皆さんありがとうございます!!!
今日ははじめの1ヵ月位のインターン生活について書きました。
はじめの1ヵ月で学んだ事は、はじめの1ヵ月ぐらいのインターン生活について書きました。
はじめの1ヵ月で学んだ事は、「目の前の与えられたことを本気でやれば、次のチャンスが巡ってくる」です。
その気持ちを持って2ヶ月目以降は仕事をしました。
クライアントとの直接やりとりなんかも任されるようになった僕ですが、2ヶ月目にして史上最悪のミスを犯してしまいます。
そのことに関しては次のブログで述べたいと思います。
ではまた今度!!!!!